北海道原爆訴訟札幌地裁判決では原告が勝訴し、国・厚労省は11連敗を喫しました。
被爆後、広島と長崎の被爆者は、苦しんで苦しみ抜いてきました。すでに原告のうち、56名の方が亡くなっています。「もう待てません」−この被爆者の気持ちを国・厚生労働省として真正面から受けとめてください。
原爆症認定集団訴訟の早期全面解決、審査の方針の再改定をはじめ、原告・被爆者の要求をぜひ実現させてください。
これ以上訴訟を長引かせることは許されません。以下の点についてすみやかに実施されるよう強く求めます。
記
1.札幌地裁判決に対する控訴を断念すること。
2.仙台・大阪両高裁判決及び長崎・大阪・札幌の3地裁判決の趣旨を踏まえ、「新しい審査の方針」を原爆被害の実態に即したものに再改訂すること。
3.全国の原爆症認定集団訴訟を一括解決すること。
4.これまでの被爆者切り捨ての認定行政を反省し、被爆者に謝罪すること。
以上