【ハッチョウトンボ】

 

 オスは赤く、湿地に生息するわが国最小のトンボ。成虫の期間は長く6月〜9月。


【ギフチョウ】

 

 春の女神といわれる日本特産の貴重種。アゲハチョウ科。4月に成虫になりカンアオイの葉の裏に卵を産む。夏から翌年春までサナギで過ごす。


【新緑の道】

 

 春らんまんの4月がすぎると5月は植物の緑が濃くなる季節。6月、この道ぞいにはゲンジボタルの幻想的な光がたくさん見られる。


【サギソウ】

 

 湿地に生えるラン科の多年草。観賞用に栽培されているが、野生のものは絶滅が心配され、レッドデーター・ブックに名を連ねている。取らないようにしたいものです。花は7月〜8月。万博で群生地が破壊される。


【シデコブシ】

 

 モクレン科。世界中で東海地域にのみ自生する貴重種。4月初めごろから白やピンクの花を咲かせる。モクレン科は系統的に古いためシデコブシは生きている化石といわれている。


【チゴユリ】

 ユリ科。やや明るい林内に生える多年草。花は1〜1.5pぐらいで4月末から5月に咲く。万博予定地の雑木林にはたくさんの群生地がある。名は姿が小さく可愛らしいことによる。


【ハルリンドウ】

 

 日当たりの良い少し湿ったところに生える2年草。花期は3月〜4月。花の少ない春早く、枯れ草のあいだに紫色の花を見つけるのは格別の楽しさがある。


【写真提供】 瀬戸環境を考える連絡会


←INDEXに戻る
←TOPに戻る