【全国】
青木 雄二さん(元漫画家)
「人々があらゆる道徳的、宗教的、政治的、社会的な空文句や声明や約束のかげにあれこれの階級の利害を見つけ出すことを学ばないうちは、彼らはいつでも政治上の欺瞞と自己欺瞞の愚かしい犠牲者であったし今後もまた常にそうであろう」
大石 武一さん(元環境庁長官)
今頃万博なんてはやりません。時代おくれです。折角立派に育った海上の森を切ることに反対です。
小西 和人さん(週刊釣りサンデー会長・大阪オリンピックいらない連合・大阪湾会議代表)
大阪オリンピックも愛知万博もゼネコンや大企業、そして金融業界を助けるための壮大な自然破壊と国や自治体を破算に追い込む世紀の愚挙です。
小林 孝輔さん(青山学院大学名誉教授)
当今、「環境保全」は「人権保障」そのものである。「人権」より「万博」という発想の反時代性・反倫理性を〈外圧〉を得て、漸く反省し対処を工夫するとは、いかにも惨めで侘しいが、肝心なことは何が正義で何が過ちかの学習。子曰く、過ちは則ち改むるに憚るなかれ。
佐野 洋さん(作家)
柴田 徳衛さん(東京経済大学名誉教授)
愛知万博という名の自然破壊とムダ使いを見直し、真の自然保護の道へ向けたいです。
千田 夏光さん(作家)
「通産省や愛知県じゃない。痛産省と哀痴県だよ。」オオタカ、メダカ、ギフチョウの集まりに顔を出したらそんなことを語り合っていました。人間らしい人間の言葉それはこのアピールです。
寺島アキ子さん(劇作家)
万博は、十九世紀、二十世紀の遺物だと思います。抜本的見直し大賛成です。
広沢 賢一さん(前衆議院議員)
愛知県民とBIEのみなさんに心から敬意を表します。原子力時代プル原発から手を引き、これ以上の開発至上主義、工業成長至上主義、WTOに反対して、自然や農業、地球環境を守ろうという声は、日本のみならず世界に拡がりつつあります。みなさんはその先頭を切っている偉大なお仕事をしているわけだと存じます。私どもも力のかぎり応援します。
矢山 有作さん(ストップ・ザ・苫田ダムの会代表)
万博に名を借りた自然破壊の愛知万博は取りやめるべきだと思います。万博万博とはしゃぐ時代は終わったのです。
弓削 達さん(東京大学・フェリス女学院大学・名誉教授)
BIEの意見は当然で、にもかかわらずこの万博を強行しようとする日本側のこれまでの態度は恥ずかしいものです。破壊したら二度と戻らぬ自然です。守りましょう。
吉原公一郎さん(作家)
【県下】
青木 治三さん(愛知県民)
ここまでくれば、攻めても赤字と環境破壊、引いても借金と挫折感、思い切って環境だけは守ろう。海上の森は今のままでいい。
浅野 晴義さん(内科医師・人類生き残り運動)
海上の森の住宅建設は容認できません。海上の森は自然公園とすべきです。これには、東京、目黒の自然園など参考になります。
伊藤 孝さん(大森西環境を守る会代表)
自然を大切に自然を維持するために見直しを進めよう。
伊藤 正人さん(伊勢湾岸道路とその影響を考える会事務局長)
外国の声(BIE)だけでなく、県民の声にも耳を傾けてください。
臼井 章二さん(雨水利用と緑化を進める会代表)
経済最優先より自然との調和で心豊かな教育改革
大羽 康利さん(渥美自然の会)
海上の森はもちろん保存すべきです。財政難を考えると、万博返上も考慮すべきと考えます。渥美に住む私は、伊勢湾口道路もとんでもないムダづかいと思っています。
加藤 茂さん
自然環境を守り、県の財政を立て直すことが第一だと思います。景気の悪いときは、大きな工事、事業をやって金を使わないようにしてもらいたい。税金は大切に使ってください。
桑原きゑ子さん(桑の実学級会長)
公共事業は国民のために企画されるべきものなのに権力と癒着した財界のために企画されているのが日本の公共事業のように思えます。森は、地球の命です。地球と環境と生命と一緒のレベルで考えていますから見直しを希望します。
小林 武さん(南山大学教授)
国と地域の主権者である国民=住民が、いよいよその出番を迎えています。御嵩町産廃処分場、藤前干潟、吉野川可動堰、芦浜原発、そしてわが海上の森と、主権在民の足音が聞こえます。これが二十一世紀の方向を決める力となると信じます。
近藤 知巳さん(アレルギーネットワーク代表・あじま診療所所長)
子どもたちに豊かな自然・環境を残していくのは、私たちの責任です。近年、アレルギーの増加は、私たちを取り巻く環境の悪化と無縁ではありません。是非自然豊かな「海上の森」を守り、県民の生命と健康を守るためともに力を合わせましょう。
小柳津 弘さん(汐川干潟を守る会)
知事に、万博返上の決断を勧めたい。後世の県民が「愛知県政史上、もっとも聡明、果断な知事」と称賛するように。
篠原 正之さん(環2問題懇談会事務局長)
須田 翠子さん(地域問題開発研究員)
海上の森は、絶滅危惧種を含む三千八百種の動物・植物が生息する貴重な里山です。この里山を万博に より破壊されることなく、保全して公園として守るべきです。
高木 輝雄さん(名古屋新幹線公害訴訟弁護団事務局長)
高橋 秀豪さん(足助町・足助の川を守る会会長)
全面的に賛成ですが、特に海上の森については、世界が注目する自然を最大に尊重する計画整備を期待。
高橋 基子さん
・自然との共生を本気で考えるなら北設楽山間地にすべき、海上の森ではむしろ跡地利用が最大のねらい?と思う。・県はすべての事業が西高東低、東三河は視野に入っていない。首都機能移転、名古屋豊田を含むのは不適、東三河のはずしもってのほか・県財政厳しい折、必要不可欠のものを優先すべき。
・東京都にならって大銀行温存を改めよ、金利を増やすべきことが高齢者福祉、景気回復すべてにつながる。金利5%、増税ストップを。
長江倫常子さん(主婦)
私も県の出先で仕事をしています。僅か数ヶ月の万博のために給料は下げられています。何よりもこれ以上自然を破壊してはいけないと思います。これからは今までの人間のおこないを見直し、地球を立て直す時期にきています。未来につながる行動をおこしましょう。がんばってください。
長岡 良悟さん(建交労HBS中部執行委員長)
自然を大切にすること、同時に県の予算は福祉優先にすべきです。したがって万博は中止したほうが良いと思います。
西川 輝昭さん(大学教員)
アピールに全面的に賛成です。大借金と自然破壊という負の遺産を次の世代に負わすことは耐えられません。
野田 輝己さん(元県立長久手高校同窓会長)
地球規模の自然と環境の大切さが叫ばれ、日本でもその住民パワーにより国や自治体や企業を動かすところにやっときた。国や自治体の赤字財政は戦時の財政破綻に匹敵するという。今の政府や愛知県が地球環境や財政健全化にまともなポリシーを持ち合わせていないことがBIEや国会論戦からもよくわかる。
広木 詔三さん(名古屋大学助教授)
海上の森を守る運動と無駄な公共事業をやめさせるという運動を一体のものとして運動を進めている貴革新懇の運動に大いに期待します。
古川 巌さん(港区公害病患者の会会長)
鈴木前県政の後始末で神田知事も大変だが、財政大ピンチの今、万博は中止が必要です。我々の名古屋あおぞら裁判も大詰めです。ともに頑張り成果を収めたいものです。
松沢 正満さん(有機農業の百姓)
海上の森は、里山と密接不可分の資源循環型農業(有機農業)のモデル農村構想を主軸とした、人と里山の自然との共生を広く国民にアピールできる公園としたい。
水越 太仁さん(高校講師)
いったい誰のための、何のための万博なのでしょか。県民に、負担を押しつけながら是が非でも万博を開催する事で、我々にいったいどんなプラスがあるというのでしょう。根本的な部分で何ら納得できる説明もない。現在の万博計画では、実益もなければ正義もない。世界に発するメッセージもない。むしろ、万博見直し運動こそ世界に熱いメッセージを送り、地球の未来のために貢献しているではないかと思う。
宮崎 武雄さん(長良川河口堰の水を考える住民の会世話人)
私ども、知多半島の住民は長良川河口堰のまずくて臭くて、危険で高い水を飲まされています。無駄な公共事業のつけを払わされているわけです。おかしいと思ったときに行動しないと後悔するはめになります。海上の森の豊かさを将来に手渡すべき財産とて残すために愛知万博返上の県民投票を実現させましょう。
吉川 孝子さん(木曽川町消費生活学校すみれ会会長・愛知県環境保全委員)
いままでの歩みは開発であったがこれからの歩みは自然と共生である。自然の恵み感謝する心を皆で育てていこう。
【意見も寄せられました】
稲吉 民昭さん(砂川を美しくする会会長)
一般人庶民としては愛知博が、中部圏にもたらす経済効果が大であると、国、県、工事関係者により聞かされてきました。私たちにとってあまりに大きな問題であり、わかりません。あえて、一言申し上げるのなら海であれ、山であれ、里、市街であれ人工的に開発されればすべて自然破壊です。これを人の英知によりどんな形式により、どこまでにとどめるかの問題であり、単に住民投票は、いかがなものかと思います。私は自民党員でありながら常に共産党発言に関心を持つ一人です。今後はBIEの意見を重視し県民との話し合いにより推進をはかっていただければと思います。
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