【決議】

国民のいのちとくらしを破壊する 
医療大改悪法案に反対する決議

2002年3月21日

いのちとくらしを守る愛知県民集会

   

 

 小泉内閣は、健保本人3割負担や高齢者医療の上限制撤廃をはじめとする、患者・国民に大幅な負担増を強いる医療大改悪案を、今国会に提出しました。これらは、国民皆保険・社会保障の理念を捨て去り、わが国の医療のあり方を根本的に改変し、日本の医療保障制度を根幹から破壊する大改悪と言わざるを得ません。また、今国民は先の見えない深刻な不況の中で、日々の倒産やリストラの不安にさらされ、生活は極度に圧迫されています。こうした中での負担増は、これに追い打ちをかけるもので断じて許すことはできません。

 こうした小泉内閣の医療大改悪に怒りと憤りを持つ私たち愛知県民は、県下のすべての地域から、また労働者・中小業者・女性・医療関係者などすべての県民各層から参加し、「いのちとくらしを守る県民集会」を開催しました。集会には難病団体連合会からの参加と、愛知県医師会など多くの団体から賛同・メッセージを頂きました。

 本集会に集まった私たちは、今日を新たな契機として、さらに県下すみずみに「医療大改悪に反対し、いのちとくらしを守る行動」を広げることを誓い合うものです。

以上、決議する。

 
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