集会決議

もうこれ以上の痛みはゴメンだ「小泉悪政NO!」

2003年10月1日

  もうこれ以上の痛みはゴメンだ「小泉悪政NO!」10.1愛知県集会

   

 

 

 第二次小泉内閣が発足しました。小泉内閣はこの2年間、国民に痛み≠ニガマンを強いてきましたが不況の脱出どころか「構造改革」で失業者は激増しました。中高年だけでなく多くの青年も就職ができず、深刻な事件も頻発しています。このなかでは働くルールや社会保障の制度がいっきょに切り崩されています。新内閣は竹中経済・金融相を継続し、この路線をさらに推し進めるものです。

 先の国会では有事法制を強行成立させ、さらに戦闘状態の続くイラクへの自衛隊派兵を決めました。今アメリカは「ドント・ウォーク・アウェイ(逃げるな)」とイラクへの自衛隊派兵を迫っています。アメリカ追従の小泉首相は安倍幹事長、石破防衛庁長官など「改憲」と海外派兵推進論者を主要ポストにつけ、「テロ特措法」の延長と年内の派兵をしようとしています。さらに二○○五年までに憲法改正案作成を指示しています。

 2年連続のマイナス人事院勧告が出され、公務と民間の賃下げの悪循環が続いています。少なくなったボーナスから保険料が八万円前後も引かれ、テレビ番組でも「こんなにやられて、労働組合はいつになったら怒るんだ」とまで言われています。

 職場では正規職員が削減され、ぎりぎりの体制で休みが取れず残業が増え、メンタルな病気で休む労働者が急増しています。パート・派遣の急速な増加、委託・下請け化は公務や医療・福祉職場にまで広がっており住民のくらしと安全をまもる本来の使命が困難になっています。

 エクソン、新日鐵での相次ぐ爆発事故は安全より利益を優先させたリストラ・人員削減と下請化が大きな要因の一つであることは間違いありません。大企業に対し労働者と地域住民の命と安全優先を守らせることが必要です。

 政府・自公保与党は選挙が終わったら、年金改悪・消費税大増税と教育基本法の改悪、憲法9条見直しを狙っています。私達はこれ以上の痛み押しつけを黙って見過ごすことはできません。小泉悪政NO!、国政転換、国民のいのちとくらし、平和をまもるために力をあわせて悪政と闘いましょう。

以上決議する。


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