アピール

アメリカの無法なイラク攻撃をみんなの力でやめさせましょう

2003年3月20日

イラク攻撃反対3・20緊急抗議集会

   

 

 

 ブッシュ大統領は、平和を求め戦争に反対する国際世論に背を向けて、イラクへ宣戦布告し、攻撃を開始しました。終始一貫アメリカを無条件に支持してきた小泉首相は、これに全面支持を表明しています。

 戦争は違法であり、例外は侵略に対する自衛のための反撃と、国連決議があったときだけという現在の国際秩序は、長い悲惨な戦争の歴史の反省からつくりあげた人類の叡智の結晶です。大量破壊兵器の廃棄を口実に、中東支配のためにフセイン政権の打倒をめざすブッシュ大統領のイラク攻撃は、国際的犯罪行為ともいえる暴挙であり、ただちに中止を求めます。

 

 県民のみなさん、

 アフガンでも明らかなように、戦争は罪のない多くの人々が犠牲になるだけでなく、世界中に憎しみとテロを蔓延させます。さらに、原油の値上がりなどにより経済に大きな打撃を与え、不況がいっそう深刻になるでしょう。

 私たち憲法9条を守る愛知実行委員会は、小泉内閣のアメリカ追随の反動政策に反対し、自衛隊の海外派遣反対、日本をアメリカが起こす戦争にまきこむ有事法案廃案、平和憲法を守ろうと、日本共産党、社民党、新社会党や各団体、個人が結集して一昨年10月から運動を持続し、発展させてきました。

 アメリカのイラク攻撃に対しても、昨年9月21日に、「ブッシュドクトリンは、先制攻撃や内政干渉を禁じた国連憲章に明らかに違反する」と反対声明を発表するなど、運動を続けてきましたが、戦争開始に激しい怒りを禁じえません。

 世界的な反戦行動の高まりが、国際政治をゆさぶりアメリカを包囲し孤立させました。国内でも小泉内閣のアメリカ追随やイラク攻撃反対の声は圧倒的多数です。

 大義のある私たちの運動が、ひとり一人の声が、叫びが、無法な戦争をやめさせる力になります。

 

県民のみなさん、

 ブッシュ大統領はただちにイラク攻撃をやめよ! 小泉内閣はアメリカに加担するな! 戦争支援を撤回せよ! 平和憲法を守れ!…の声と運動を、大きく大きく広げましょう。


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