ご支援・ご協力くださったみなさまへ
 

2003年2月7日(金)
池住義憲(いけずみ よしのり)

 

 去る2月2日投開票の愛知県知事選では、皆さんから本当に心温まるご支援・ご協力を下さり、誠にありがとうございました。選挙結果は349,725票(得票率16.5%)にとどまり、私の力不足から皆さんの期待に応えることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 私はこれほどの大差で落選するとは考えておらず、2月2日夜に出された最終結果を受け止めるには時間がかかりました。その日の夜は午前3時半ころに帰宅しましたが、身体は疲れているのになかなか眠ることができませんでした。

 

 でも翌3日以降すぐに多くの方々から直接・間接に励ましとねぎらいの電話やメール、ファックスや来訪を頂き、今ではしっかりと結果を受け止め、再出発に向けて準備に取り掛かっています。私に一票を投じて下さった349,724人(私本人を除いた人数です!)の方々の想いと重さを大切にし、今から新たに「みんなで愛知を変える」ために歩みを共にしていきたいと願っています。

 

 昨年12月7日に正式出馬を表明してから57日間、今までの私の人生のなかでもっとも多忙な日々でした。でも今振り返ってみて、立候補してよかった、大きな意味があった、と思っています。約200におよぶミニ集会などで出会った多くの人たち、選挙運動を担ってくれた多くの友人たち、県外・国外も含めて支援・協力・励ましをしてくれた多くの仲間・友人たち。どんなに励まされ、心強かったことか・・・。本当にありがとうございました。

 

 今回は新しい考え方や方法を取り入れた「参加型」で「市民派」選挙を試みましたが、課題を多く残しました。今回の経験を今後にすこしでも活かすために、3月末まで評価・分析し、総括をしっかり行いたいと考えています。

 

 私が掲げた7つの基本方針とそれを具体化するための70項目におよぶ基本政策。これは間違っていない。これからの社会、必ずこの基本方針・政策に示されている方向に進む。いや、進まなければならない。

 

 とくに70項目の基本政策は、昨年12月8日から1月15日まで、多くの県民や市民グループ、組織や団体から寄せられた2000件にもおよぶ提案・意見を参考にして作成したものです。当選はしませんでしたが、私はこれを今後の活動の貴重な指針として愛知県政を県民・市民の目線で厳しくウォッチ(監視)していきたい、そのために必要で適切なリーダーシップを発揮していきたいと考えています。「みんなで愛知を変える」ために! そう、「変化は可能」です!

 

 私の今後の進路について多くの方からお問い合わせを頂きました。私は、当面、4月以降も南山大学や南山短期大学などでの非常勤講師や必要に応じた国内外からの講演や研修活動は続けます。それ以外は白紙です。今回の県知事選の経験を踏まえて一県民としての責任をどのように果たして取り組んでいくか、しっかり考えています。前述した「愛知県政ウォッチ」(仮称)など、具体的にどうするかは今後皆さんと相談しながら進めていきたいと願っています。ご意見、ご教示いただければ幸いです。

 

 本当に皆さん、ありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

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