集会決議

'04春闘トヨタ集会決議

2004年2月11日

'04春闘トヨタ集会

   

 

 

 本日2月11日、全県・全国からバス18台、千人をこす労働者がトヨタに集結しました。

 トヨタ自動車の利益は昨年の1兆4千億円を上回り、史上最高の利益となる見込みです。ところが日本経団連の会長でもある奥田会長は、「ベアは論外、定昇も廃止」と言っています。トヨタのベアゼロは悪魔のサイクルを推し進め、全国の労働者の賃下げにつながるもので許すことはできません。このばく大な利益は下請単価を3割も引き下げることで生まれたものです。下請メーカーは「産業構造のトップ企業だけがばく大な利益をあげる構造はおかしい」と怒りをぶつけています。

 この間にトヨタは残業代不払いで労基署から二度の摘発、過労死裁判での断罪、自動車整備士試験問題の漏洩事件など不祥事が続出しています。生産台数がこんなに増えているのに正社員を減らし、期間工が過去最大となっています。青年の雇用を増やすことが強く求められています。

 ディーゼル排ガス規制が始まり、「後付装置」が必要になっているのに、自動車メーカーは開発に消極的です。その一方で新車の売り込みには積極的で、利益を急増させています。運送業者・ダンプ業者などがばく大な負担を強いられています。トヨタ自動車は「後付装置」の開発と患者救済にリーダーシップを発揮することが強く求められています。

 豊田地区には伊勢湾岸道路、第二東名、東海環状道路が集中し、また万博・新空港はトヨタが会長や社長になっています。大型公共事業はどれも採算の見通しがなく、愛知県の財政は破綻し、県民生活に大きなしわ寄せがきています。こんな無駄遣いはやめさせましょう。

 私たちはトヨタ自動車に社会的責任を果たすよう強く要求します。

以上決議する


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