NO.263

2000年2月4日


〒456−0006 名古屋市熱田区沢下町8−18 労働会館第2ビル

発行責任者 見崎徳弘


2000年春闘勝利・すべての争議解決を!

1・27名古屋港集会に、500名が結集

 

 全港湾名古屋支部にかけられている「リストラ合理化反対、規制緩和によるダンピングやめよ!住友軽金属団体生命保険訴訟勝利!鈴木さんの強制出向やめよ!2000年春闘勝利、港区をはじめ、すべての争議の勝利をめざす1・27名古屋港集会」は、肌を刺す寒風の中、500人の労働者・市民が参加して行われました。

 集会には、土井照雄港地区労事務局長の司会ではじまり、愛労連阿部議長が、「大変厳しい情勢ですが、たたかってこそ道は開かれる。それは過去の経験が教えている。勝利まで頑張ろう」と開会のあいさつをおこないました。田中全港湾書記長が「2000年春闘のたたかいは、港区からでっかくおこそう」と報告があり、さらに、現在たたかっている9人の仲間が、決意表明しました。篠原名港労協議長が集会決議をおこない、団結がんばろうで閉会。築地までデモ行進しました。凍るような夜空に大きなシュプレヒコールをとどろかせました。


住民投票条例制定の受任者4000名を突破!

各組合は、受任者・サポーター登録を急ごう

 

 「私も受任者・サポーターに!」と登録する人がいま急速に広がっています。受任者は、全体で4200人、うち愛労連関係は210人です。愛高教は、サポーターが160人、教員は受任者になれないので、家族に受任者登録を呼びかけています。自治労連は、組合員すべてが受任者になる方針を決めました。名勤生協では、組合員さんにも呼びかけています。

 各地域でも運動がはじまっています。中村地域は、2月9日準備会を開き、運動をスタートさせ、2・25総行動の夜には、「春闘と住民投票の学習会」をおこないます。瑞穂区は、区労連が事務局に座り、藤前の時の受任者名簿200名に手紙を出し、2月2日には第1回目の会議を開きました。海上の森の地元地域として瀬戸では、103名が受任者登録をしていますが、1000名の受任者が必要と議論をしています。各地域連絡会も、県民投票成功ために動きはじめています。これからという組合もまだあるようですが、急いで討議し、受任者登録をすすめましょう。

 

名勤生協は100人の目標

 万博会場の「跡地問題」が連日のように報道されています。

 でも私たちが本当に知りたいのは、万博の後の私たちの暮らしです。私学助成をカットして、乳児医療費をカットして、そのお金を使って万博をやったら、景気が良くなるのでしょうか。

 海上の森を破壊して、オオタカが住めない森になって、子どもたちの時代になったらどんな世界になってしまうのでしょうか。

 生協労連は、こんなことを生協組合員に話しかけていきたいと思っています。名勤生協はすべての店と職場に、100人目標で受任者を募集しています。2月27日には生協組合員有志が、瀬戸市役所で万博を考える大交流集会を開きます。

 生協労連も参加を呼びかけています。

住民投票条例制定への学習会や決起集会・宣伝日程のご案内

 

○2月  8日  8:00〜革新県政の会県庁前宣伝行動 ( 県庁前 )

○       12:15〜革新県政の会万博問題緊急昼休み集会・デモ (名城東小公園)

○2月  9日12:00〜万博署名宣伝行動 (栄三越前 )

         18:30〜万博県民署名推進学習会   (労働会館本館 ) 

○2月16日12:00〜万博署名宣伝行動  (栄噴水前)

○2月13日13:30〜県民投票を求める会交流のつどい ( 河合塾千種校講堂) 

○2月17日18:30〜署名推進決起集会 (勤労会館小ホール )


支給開始年齢を65歳まで繰り延べ

物価スライド廃止など、国民犠牲の年金改悪法案

参議院で自自公のみで審議強行

 

 国会は、自自公3党による定数削減法案の強行採決による野党の審議拒否で、与党だけの国会運営を強行しています。

 昨年、私たちの運動で継続審議とさせた年金改悪法案を、自自公3党は、参議院で3日から審議することを決めました。臨時国会では、全労連・連合の共同した大きなたたかいが、野党の結束を強め、強行採決を阻止しました。

 早急に引き続き署名・宣伝、国会行動など「改悪反対」の運動を大きく広げることが重要です。自自公三党や地元国会議員へも抗議・要請のFAXを!


勝利の日まで、たたかい続ける!  

建交労第2菱名分会、不当解雇争議7人の仲間

【愛知争議団ニュースNO.1】

 

「おい!今日は、どえりゃさぶいで、もたんわ!」今年一番冷え込んだ1月26日、午後2時から4時まで「丸の内」錦パークビル前で22名が6回目の座り込み。暮れの12月27日には50名の座り込み、夜は230名の集会とデモを成功させた。「三菱マテリアルと第2菱名は不当解雇を撤回し、労働者の雇用を保障せよ!」の怒りの声は、町中に鳴り響く。会社員風の男性が深々と頭を下げ、「頑張ってください」と千円のカンパ。

 昨年2月、春日井市第2菱名ナマコン(株)は、業績不振を理由に突如企業閉鎖、全員解雇を一方的に通告。建交労・第2菱名ナマコン分会7名の労働者は、会社と親会社三菱マテリアルを相手に「解雇・無効・企業閉鎖反対」のたたかいにたちあがった。30年近く会社に尽くしてきた労働者は、9月名古屋地裁に解雇撤回を求め提訴した。支援共闘会議を結成し、社長宅付近宣伝、三菱マテリアル本社長宅要請など多彩な行動が取り組まれた。解雇闘争は、銭なしでやらねばならぬぎりぎりの闘い。雇用保険も11月に切れた。どこの会場でもカンパを訴える。仕事を探し求めてアルバイトに出かける。住友電設の鈴木さん、JMIU木村刃物争議、IBMの不当配転などの和解成立の朗報。これらのたたかいに勇気づけられ、歯を食いしばって今日も明日も勝利めざし、闘い続ける。

2月の法廷・地労委などの日程

 

 8日 14:30 中労委      第9回日立賃金差別和解交渉 

 9日 15:40 地裁1101号  スミケイ運輸団体生命保険園山・高野裁判

15日 19:00 一宮勤労福祉会館 住友電設・鈴木過労死裁判報告・決起集会

16日 10:00 地裁1101号  過労死・トヨタ田島裁判

17日 10:30 高裁1101号  過労死・東海銀行松井裁判

18日 13:30 地裁6階     住軽金・団体生命川本・松本・荒木裁判

     14:30 中労委  第10回日立賃金差別和解交渉

21日 13:00 地裁1101号  フジタクシー損害賠償・鈴木裁判

23日 13:10 地裁1階大法廷  おかやの女性差別をなくす裁判

24日 18:00 水野法律事務所  過労死裁判判例研究会

28日 14:30 中労委       第11回日立賃金差別和解交渉

     18:30 労働会館本館   JR年齢差別裁判・判決報告集会

29日 10:00 地労委      渡辺産業不当労働行為

     18:30 愛労連3階会議室  愛知争議団例会


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