NO.267

2000年4月7日


〒456−0006 名古屋市熱田区沢下町8−18 労働会館第2ビル

発行責任者 見崎徳弘


私達の運動で見直しに向け動き始めている

小手先の見直しで終わらせないためには、 

4月いっぱいの運動が重要!

県民投票署名の実現を 〜単産代表者会議で意思統一〜

 愛労連は、4月6日、「愛知万博のぜひを問う県民投票の実現に向けて」産別代表者会議を開きました。この間の私達の運動で、海上の森での新住事業の中止、2本の道路建設の中止など見直しをさせてきました。しかし最近では、マスコミも神田知事擁護のキャンペーンをはり、運動を批判する論調も出てきています。

 小手先の見直しで終わらせないためには、4月いっぱいの運動が決定的に重要と以下の取り組みを確認しました。

 

 

1.どの組合も県民投票の請求署名行動を組合活動の中心課題に据えよう

(受任者が何名になったか、どんな活動がされているか、署名数はどれだけできたか、会議で必ず状況をつかみ、訴えよう)

 

2.まだ受任者になっていない組合員には早急に受任者になってもらおう

 

3.「組合員と家族の署名」をもれなく集めよう

 

4.機関紙やニュース、職場新聞で取り上げ、組合員のナマの声や頑張りを紹介しよう

 

5.「地域の行動にも一度は参加しよう」と訴えよう

 

6.コーヒー1杯分のカンパを組合員に訴えよう

 

 参加した労働組合からは、「受任者は500を超えた。藤前の経験が生きていて年金者組合は中心になってやっている。組合員拡大と合わせてすすめている」、「港の会では受任者が457人、署名数930人。一週間おきに土日統一行動を組んでいる。執行委員会ではどうしても後回しになってしまう。きちんと位置づけたい」(港地区労・全港湾)、「受任者は99人。各店に4〜5人は受任者がいる。私は(榑松・請求代表人)署名簿を持って職場を回っている。話せばやってくれる」(生協労連)、「サポ−タになっても地域の行動がわからないので、計画を流したい」(愛高教)「受任者は58人。社内で実行委員会を作り署名をすすめている。毎週瑞穂区の会の統一行動に参加している。FAXニュースの各地域の取り組みを励みにしている」(東海共同労組)、「豊橋市職労、名古屋市職労は受任者1000名突破。補助金や県職員の賃金を削減する県政への怒りが出始めている」(自治労連)など発言がされました。

「会」の要請に応えて以下の行動があります。

 

 

■4月15日(土)12時〜14 時 =県民アピール集会(栄小公園)

                      集会とアピール行動、デモ・署名

 

■4月15日(土)〜16日(日)=東三河。山間部キャラバン

                     サポーター登録のない人もOKです

 

■4月16日(日)12 時〜14時=金山での街頭署名・宣伝行動

 

■4月22日(土)〜23日(日)=東・西加茂郡キャラバン

 

■4月22日(土)、23日(日)12時〜14時 金山で署名・宣伝行動


解雇規制法・労働者保護法

男女共通規制の署名を早急に集めよう

 愛労連は「労働者保護法・解雇規制法の制定、男女共通規制実現」の署名を1人5筆と位置づけ取り組んでいます。3月31日には金山総合駅と地下鉄伏見駅で早朝宣伝、4月1日には金山総合駅で署名の訴えをしました。しかし、愛労連集約はまだ1万5千筆です。4月一杯で、組合員の数は集めましょう。

 

【3月29日現在の署名集約の内訳】

建交労615(370)、自治労連8518(8634)、きずな125(128)、福保労210(210)、全国一般10、愛高教1964(2030)、JMIU14(14)、国公482(486)、全印総連59(55)、郵産労97(97)、私教連60(60)、豊田・加茂労連21(21)、名南59(65)瑞穂75(9)75、東三41(44)、その他2690(2074)です。( )内は男女共通規制。


 

 

もう既に40人も申込が!

 〆切は5月22日ですが、定員(60人)になり次第締切ます

 
 

沖縄6.23戦没者慰霊祭と伊江島・座間味島平和ツアー

 
 

日程 6月22日(木)夜発 〜 25日(日)夜帰名

○費用 7万円(交通費・3泊5食)

○定員各コース30名 ○伊江島コースと座間味島コースあります。

 共催 愛労連「結成10周年企画委員会」 

    映画「GAMA−月桃の花」を訪ねる沖縄ツアー実行委員会

 

【愛知争議団ニュースNO. 3】

第2菱名分会争議へのご支援ありがとうございました

争議勝利報告集会へぜひご参加を

 1999年1月末、企業閉鎖・全員解雇の通告を受けた時、分会は迷うことなくたたかうことで意思統一しました。

 解雇争議のイロハもわかりませんでしたが、愛労連、支援共闘会議、愛知争議団連絡会議を始め、多くの仲間のご指導・ご支援により、1年間のたたかいで勝利することができました。

 全員解雇に反対した私達7名は、会社から様々な攻撃を受けましたが、ひるむことなく最後までがんばれたのは、みなさんのご支援のおかげと一同、心から感謝しています。

 つきましては、争議団支援共闘会議主催の「勝利報告集会」が開催されることになりましたのでご案内申し上げ、お忙しい時とは存じますが、ぜひ多くのみなさんのご参加をお待ちしております。

 

建交労第2菱名争議団 争議勝利報告集会

日時 4月16日17時〜

場所 春日井ロイヤルホテル

(JR春日井駅前に16時30分と16時45分に送迎バス用意)

 
 

全動労採用差別事件東京地裁で不当判決!

怒りを力に!11年目の名古屋

 

 

 3月29日東京地裁民事19部で全動労事件の判決、昨年の国労事件と同じ労働委員会命令を破棄する不当な判決でした。

 昨年の国労事件の判決内容に対する学者やマスコミ等、各方面からの悪評、11月に出されたILOからの日本政府に対する勧告などから、少しは判決内容に活かされるのではと思っていましたが、政府・JRの不当労働行為、組合差別に目をそむけた、社会正義を否定する不当判決でした。

 13年間、心の正義を信じ闘ってきた家族の時間を、「却下します」との裁判長の冷たい一言で切り捨てられた瞬間、私の正義を勝ち取る日までと、富良野で待っている母親や妻、子供達の暗く沈んだ顔が浮かんできました。

 いま、国鉄「分割・民営化」を見習った、労働者犠牲のリストラ「合理化」が押し進められています、国鉄闘争の勝利を勝ち取ることが、働く者の権利を守ることになると思っています。

 今年は衆議院選挙の年、政治を変えることも闘いに勝利する道と「怒りを力に」頑張ります。

 仲間の皆様の支援よろしくお願いいたします。 

 

全動労争議団東海オルグ 工藤博志

 


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