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NO.296 |
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2001年12月13日 |
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〒456−0006 名古屋市熱田区沢下町8−18 労働会館第2ビル |
発行責任者 榑松 佐一 |
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愛労連と愛知春闘共闘が春闘討論集会を開催 | ||||||||||||||||||||||||||||
共同ひろげ、「国民一揆」的なたたかいを | ||||||||||||||||||||||||||||
愛労連と愛知春闘共闘委員会は、12月8日から9日にかけて、2002年国民春闘討論集会を瀬戸市の愛知県労働者研修センターにおいて開催し、各組合から約150人が参加しました。 記念講演には全労連副議長の西川征矢氏を迎えました。西川氏は、「今日の政府・財界が猛烈な勢いで職場にも生活にも仕掛けている攻撃は、1980年代の土光臨調からの総仕上げであり、20年がかりの攻撃である」とし、「その中で政界と労働戦線の右翼的再編も行われきた」と強調しました。しかし、自民党政治はその一方で、食料や賃金・雇用問題、日米安保など、労働者・国民との構造的な矛盾を抱えており、崩壊しはじめた企業意識と見直されはじめた労働組合の存在価値、労働者・国民のおかれた実態の深刻さの中から生まれる要求の切実さ、全労連のたたかいが自治体や地方経済団体などからも期待される状況など、2002年国民春闘への展望を語りました。 全体会では、不当解雇争議をたたかう加藤楽器とタケヤマ印刷の仲間が、ワンマン社長の下であまりにも労働者の権利や雇用が軽く扱われ、職場に労働基準法がない深刻な状況が報告され、支援を求めました。 2日目の分散会では、2002国民春闘をたたかう上で、大企業によるリストラのもとでの職場や地域の深刻な実態、小泉内閣がすすめる医療改悪阻止などを通じて国民的な共同を広げることなど熱心な討論がされました。 |
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愛労連青年協が第12回定期総会 |
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気軽に想いを語り合える青年部活動を |
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愛労連青年協では、11月25日(日)午後2時から労働会館本館にて定期総会を開催しました。 新役員体制確立の困難さから、各単産との調整に時間がかかったため、例年より一月遅れの開催でした。 まだまだ全ての単産青年組織からの役員選出は難しく、当日の代議員数も超過酷な青年労働者の実体を表した数字でした。しかし、代議員として出席した全国一般・加藤楽器支部の青年からの一方的且つ悪質なリストラ攻撃の実体報告には誰もが怒りを露わにして共感し、また建交労の標準生計費体験談や、福保労の活気ありあまる交流の様子を聞き、あらためて「青年部活動でできること、やらなければならないこと」を全員が感じ取ることができた総会になりました。 今年もまずは広範な青年の結集からはじめ、「楽しいから何でもできる」と誰もが気軽に労働組合を語れるようにとりくみを進めていきます。また、青年協独自にたたかう青年組合員を支援しながら、「無理せず」頑張ります! (愛労連青年協発)
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【愛知争議団ニュースNO.18】 |
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愛知争議団連絡会議が総会開く |
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たたかいの輪、大きくひろげよう |
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11月11日、午前9時〜10時30分の短時間ではあるが、愛知争議団連絡会議総会が労働会館で開催された。丁度この日、あおぞら裁判勝利報告集会が白鳥ホールで開催されたため、総会後直ちに全員が参加した。 愛知の2000年度勝利解決争議は、建交労丸中運輸、丸金運輸、ニチメン、三和銀行、保育園業務士裁判、NCR争議などであった。 小泉内閣の構造改革路線強行の中で、愛知の労働争議も増大し、争議団総会には32名が参加し真剣な討論がされた。愛労連からは、見崎議長をはじめ、平田、伊藤、吉良、黒島の各氏、国民救援会の稲生氏も参加した。 東海銀行を相手に夫の労災認定を求め闘ってきた松井昭子さんは、11月8日逝去され、その無念さは如何ばかりだったことか。資本の非情に怒りがわいてくる。 争議団は、困難な中でたたかい抜いている。「争議団への激励、支援の輪を大きく広げる事に全力を尽くそう」と、11月21日には第56回栄総行動が行われ、500名が参加した。争議団も結集し、昼休みデモ、集会を中心に奮闘した。 愛知で初めて取りくまれた12.5銀行総行動で労働者、業者が共同し、それぞれの厳しい実態を述べ、銀行の各企業への善処を強く要請した。争議団・争議組合の団結は、強化されている。新しい年に向かっての飛躍を共にかちとろう。
(愛知争議団連絡会議事務局長・渡辺三千夫)
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