医療改悪・有事法制やめよ! くらしを守れ! 働くルールを!
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国民総行動 スト、宣伝、集会、デモに終日奮闘
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全労連が呼びかけた「医療改悪反対、雇用・くらし・いのちを守る4・12国民総行動」に呼応して、各地でストライキ、職場集会、宣伝、地域集会、デモ行進などが早朝から終日とりくまれました。
県下では、早朝から約60カ所の駅頭宣伝をはじめ、全国一般や通信労組でストライキ、各職場での職場集会、10カ所の地域集会やデモ行進、自転車パレード、街頭での医療相談などの行動に13000人が参加しました。
また、名古屋市中区栄では午前11時から午後3時まで医療改悪反対や働くルール、有事法制反対、万博反対署名を訴えるロングラン宣伝にとりくみ、愛労連や社保協に参加する各組合・団体から152名が参加。首相への怒りのFAX、チラシや署名入りティッシュなど1000枚を配布しました。署名に協力した専門学校生は「医療費値上げは困る。政治家や万博に回るお金などを削ってほしい」と語っていました。
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豊橋で春フェスタ開催
いのちくらし元気に世直しと5000人
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国民総行動に呼応して、4月14日には豊橋市で春フェスタが30以上の団体の共同によって開かれ、5000人が参加しました。また、集会に平行して豊橋駅では、医労連が医療改悪反対の宣伝を70名の参加でとりくみました。
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アメリカの起こす戦争に国民を動員する有事法制は許せない
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愛労連婦人協が意見広告
シンポジウム・宣伝に奮闘
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昨年9月のニューヨークでの同時多発テロ。報復としてアフガニスタンに空爆を続けるブッシュ政権。この報復戦争をいち早く支持した小泉内閣は、国会でまともに審議もせず、戦後初めて自衛隊を戦地に派兵するという暴挙に出ました。全国で広がるテロ・報復戦争ノーの運動。愛労連婦人協も女性団体と共同してブッシュ政権や小泉内閣に抗議行動などにとりくんでいます。
9条守ろうと意見広告
この危険な動きに対し愛労連婦人協では、世論に意思表示できる方法はないかと議論を重ね、「思いを意見広告で示そう」と取り組みを始めました。多くの組合員のカンパに支えられ、1月14日(成人の日)付けの朝日新聞に、8段で「テロも戦争もない平和な世界を子どもたちに!憲法9条を守ろう」と訴える意見広告を掲載することができました。
くらしや職場どうなる?
有事法制で「私たちの暮らしや職場はどうなるのか」自分に引き寄せて考えようと4月12日にはシンポジウムを開催、約50人が参加しました。
パネリストの近藤真岐阜大学助教授は、「有事法制は米軍が引き起こす戦争への協力を強制的に国民に押しつけるもので協力を拒めば犯罪者とされる」と危険な中身を説明しました。また看護婦さんからは、「医療労働者はすべて徴用の対象になる。私たちは白衣を戦争の血で再び汚さない」と決意を語り、港湾労働者は、「朝鮮戦争やベトナム戦争では名古屋港から軍需物資を大量に運んだ。2度と戦争に協力しない」と発言しました。
知れば知るほど怖い
参加者からは、「国公の職場で働いているが仕事上強制的に戦争に協力させられることが解かった。知れば知るほど怖い中身」と感想。
婦人協では、職場単位での学習を重ね、県民に危険性を訴える宣伝を始め、運動を広げていくことにしています。
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【愛知争議団ニュースNO.20】
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みなさん、ご支援ありがとうございました
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丸八商運争議と山宗争議が勝利!
引き続くたたかいへ
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丸八商運闘争は2002年2月14日、名古屋地方裁判所にて労働調停が成立しました。内容はすべてが満足できるものではなく、今後の課題とした部分もたくさんありますが、いま現在の生活を守るために一方的に減らされた給料の復活を最優先に考えることに仲間との話し合いで決めました。
今後は、ある程度収入を維持した上でじっくり腰を据えて会社と向き合っていこうと考えています。
たたかいは終わったわけではありませんが、労働調停の成立を一つの区切りとして皆様に報告させていただきます。
1998年10月に組合を結成してから約3年、賃金を一方的に引き下げられ、仲間は2人やめ、休憩室の使用は認められず炎天下、零下のトラックの運転席での5時間もの休憩(待機)を強いられるなどさまざまな辛い思いをのりこえてきました。われわれ3人が頑張ってこれたのも皆様のご支援のおかげです。本当にありがとうございました。
今後はこの経験を生かし、一緒にたたかっていた仲間の支援も微力ながらやっていきたいと思います。
建交労丸八商運分会
分会長 恩田泰明
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愛労連のみなさん、職場復帰しました。ご支援ありがとうございました。
私は沼津の山宗株式会社から解雇され、99年沼津地裁へ提訴以来3年間の裁判闘争の結果、昨年12月勝訴し会社が控訴しなかったため、今年1月21日、判決が確定しました。
この間、愛知争議団の渡辺事務局長を要請団長に2回の栄総行動に参加させていただき、会社側を団体交渉の席につかせることができました。これもひとえに名古屋の皆様の暖かく且つ力強い支援の賜と感謝しています。
判決後、会社側と2回の団体交渉を重ねましたが、@単身赴任は認めるが単身赴任手当は認めない。A沼津への帰省費用は認めない。(←いずれも就業規則の規定がありながら会社側は頑として認めない)。B「小牧配送センターの運営責任者ならば合理的な転勤命令である」という判決を無視し、「リーダー見習い」という何の役職もない仕事を命じてきました。団体交渉が暗礁に乗り上げたため、会社側からの懲戒処分を避けるため、3月21日小牧配送センターに単身赴任で職場復帰しました。
私の新たなたたかいが始まりました。沼津に帰るのが目的です。日本一強力な労働組合のある名古屋に来たのも私に使命があるからだと信じています。
これから多くのものを学び人脈を作り、皆様から「沼津に戻っては困る」といわれる活動家になりたいと思っています。よろしくお願いします。
建交労近鉄物流支部協議会
静岡県東部ユニオン
委員長 上平和気
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