NO.320

2004年3月1日


〒456−0006 名古屋市熱田区沢下町8−18 労働会館第2ビル

発行責任者 榑松 佐一


トヨタ総行動

全国から集まった怒りの声、1300人でトヨタを包囲

労働者と下請けにもうけを還元せよ

本社前での早朝宣伝行動

 「トヨタは社会的責任を果たせ」と2月11日。トヨタ自動車の本社工場(豊田市)前で1300人の力強い唱和が響きました。色とりどりののぼり、「あかんで奥田さん、従業員をいじめちゃあ」「財界・トヨタの暴走は許さない」などの怒りや要求を書いたプラカードや横断幕。今年で25回目となるトヨタ総行動には全国23都府県の仲間がバスを借り切り、新幹線や自動車を利用し続々と集まりました。全労連も主催に加わりました。

 1兆円(03年度)を超える史上空前の利益を上げながら、労働者に賃下げ、過密労働、下請け企業には単価切り下げを押しつけるトヨタの身勝手をやめさせようと早朝、夕方の各工場門前での宣伝、集会とデモ、トヨタ本社への要請と終日、行動をくり広げました。

 早朝7時30分からの本社工場と元町工場での宣伝行動には、夜行の貸し切りバスで乗り付けた県外の仲間や東京の大気汚染公害患者の会なども含め490名が参加、かつて無い規模の宣伝行動となりました。

 市内の山之手公園で開いた決起集会で愛労連の見崎徳弘議長や全労連の生熊茂実副議長は「過労自殺を生みながら、期間工や派遣労働者を急増させて、雇用責任を負わないトヨタの横暴をただそう」「正当な下請け単価を支払わせよう」と訴えました。

決起集会でガンバローをする参加者

 ディーゼル排ガス規制で負担を強いられる中小運送業者などでつくるディーゼル車対策共闘会議の代表や大気汚染公害訴訟の原告も訴えました。

 地元の豊田で活動する豊田加茂労連の加藤一美事務局長は「目をむくほどの大もうけを続けているトヨタが、ベースアップはゼロ、下請け単価は切り下げるのでは、国民のくらしが悪くなるばかりか、日本経済だってもっとゆがんでしまう。地域からトヨタに社会的責任を果たさせる運動を強めたい」話していました。


2.25地域総行動

年金改悪・大増税反対、トヨタディーラー要請、イラク派兵反対

春闘勝利へ地域から多彩に行動

名北労連の年金学習会

 「許すな!雇用・賃金・年金破壊、守ろう!平和と憲法」を掲げ、「草の根から国民の切実な要求を実現する国民春闘を」と全労連がよびかけた「全国1000地域総行動」は、愛知でも2月25日、25の地域労連(港地区労は19日)が終日多彩な行動を県下各地でくりひろげました。

 県下170駅頭での早朝宣伝行動から始まった行動は、年金改悪・大増税に反対する署名宣伝行動や商店街へのポスター貼りだし要請、商店街振興組合訪問、失業者を対象にした職安前宣伝行動、トヨタ自動車に社会的責任を果たすよう販売店からも声をあげてほしいと県内に本社を置くトヨタ系ディーラー(販売店)12社への要請行動、年金闘争などでの共同をよびかける労組訪問、地方自治体や議会、労働基準監督署、社会保険事務所など行政への要請行動などが日中くりひろげられました。夕方からは、12地域で春闘勝利やイラク派兵反対を掲げた集会やデモ行進がとりくまれ、屋内での年金学習会も開かれました。

 

「個人的には共感できます」と

 史上空前の利益を上げながらも、従業員にはベアゼロを今年も強行したトヨタ自動車。儲けを独り占めにせず、労働者や下請けに還元し社会的責任を果たすようディーラーからも声をあげてほしいととりくまれた要請行動はでは、多くのディーラーでまじめな対応がされました。あるディーラーの担当管理職は「個人的にはもっともだと思います」と話していました。

 

イラク派兵反対で集会・デモなど

 イラク派兵反対などを掲げた集会やデモ行進は12地域でとりくまれ約1500人が参加しました。

千種・名東労連のデモ行進

 千種・名東労連は、今池西公園で集会を開催し約100人が参加しました。集会後、参加者はゼッケンをつけ夕方の広小路通りを池下駅までデモ行進しました。

 中区では名中センターが「ピースキャンドルウォーク」を実施。約100人がペンライトを持って夕方の繁華街を歩きました。


愛知争議団ニュースNO.38
自由法曹団・愛知争議団・国民救援会2004年新春の集い

たたかいの決意と展望をかたる

 1月19日、愛知争議団、国民救援会、自由法曹団の合同で開かれた2004年新春の集いは毎年参加者が増えて120名をこえる盛況でした。

 挨拶にたった国民救援会の安藤巌会長から、「ここはお国の何万里♪ 離れて遠き中東の♪イラクの油田のかたわらで♪友は野末の石の下♪戦い済んで日が暮れて♪友を捜して帰ったに♪時計ばかりがコチコチと♪動いいるのもて情けなや♪」と、まずは一発、ブラックユーモアー、きつい政治風刺、ヤンヤの喝采ではじまりました。

 愛知争議団の黒島英和議長からは、1年のたたかいを振り返って、タケヤマ、バルダン、ホテルプラザ勝川、小松病院など勝利解決の争議と活動を紹介。「たたかう仲間に支えられて、力いっぱい頑張ります」と決意を表明しました。

 愛労連の見崎徳弘議長は「攻めて、攻めて、攻めまくって、行動をしよう。新しい時代を拓こう。世界史の大きな流れに沿って、頑張ろう」と激励しました。

 竹内平弁護士の音頭で乾杯。「かすりの会」の民謡おどりで、会場が華やぎ、各団体、争議団、事件支援組織から連帯のあいさつがされました。

 国民救援会からは救援美術展の取り組みから、毎年恒例の激励金が、各争議団・えん罪支援組織に贈呈されました。何よりにも勝る激励を受け、たたかいへの思い、「今年こそは・・・」と決意が話し合われ、仲間と肩を組んで歌い、美味いものを食べ、酒を酌み交わしました。

(愛知争議団 事務局長 勅使河原勇)


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