NO.322

2004年4月28日


〒456−0006 名古屋市熱田区沢下町8−18 労働会館第2ビル

発行責任者 榑松 佐一


4・15年金スト

ストライキはじめ職場・地域から多彩に

年金者組合の座り込み参加者も合流して

開かれた栄総行動の昼休み集会

 愛労連と愛知春闘共闘委員会、年金改悪・大増税反対ネットワーク愛知は共同で4月15日、年金改悪をはね返す統一行動を実施し、4単産でのストライキを始め、職場集会、宣伝行動、座り込みなど職場と地域から行動を展開しました。

 全国では32単産47都道府県で共同行動も含め100万人を超える大規模なとりくみとなりました。

 県下の約130カ所での早朝宣伝行動から始まったこの日の行動は、JMIU、医労連、全印総連、通信労組など4単産17単組の419名がストライキに決起。全印総連東海共同印刷労組での8年ぶり、医労連みなと医療生協での7ぶりのスト突入などの奮闘もありました。東海共同印刷労組では始業時の時限ストとあわせて、6名が引き続き終日ストを続行し、年金改悪反対での地元国会議員要請などにとりくみました。

年金者組合の座り込みに水戸黄門も登場

栄での署名宣伝行動

8年ぶりのストに立ちあがった
全印総連東海共同印刷労組

 自治労連では名古屋市内の各職場で時間内食い込み集会、昼休みや退庁時の集会が県下20地区協で行われ、豊橋市職では本庁前での早朝集会に400人が参加。国公では名古屋、一宮、岡崎で85名が休暇を取って、この日同時にとりくまれた栄総行動や財務・金融総行動への参加や宣伝行動を展開しました。

 名古屋市中区の栄小公園では、年金者組合の220名が座り込みを実施。昼休みには栄総行動の昼休み集会に合流し600名が改悪許すなと怒りのこぶしを上げました。


賃金の切り下げの攻撃とたたかうことの重要性浮き彫りに

愛労連など7団体が第2回権利討論集会

 愛労連、自由法曹団、東海労働弁護団など7団体が主催する第2回権利討論集会が4月24日、名古屋市熱田区の労働会館で開かれ、79人が参加しました。

 集会では基調報告のあと、賃金の一方的切り下げの法的問題、不払い残業根絶のたたかいについて論点報告がされ、その後に事件報告がされました。

 オークローンというテレビショッピング会社の女性労働者の報告は参加者を驚かせました。会社創立時からの社員で、マネージャー職として仕事をしていたのに、賃金を一方的に15%カット、これに反論すると会社は「ケンカを売った」と配転、降格、解雇を強要してきました。本人は裁判を起こし、また労働組合にも加入して撤回させるまでがんばるという決意を新たに、支援もよびかけました。

 まとめでは、加藤洪太郎弁護士(自由法曹団愛知支部団長)が「賃金の切り下げの攻撃とたたかうことの重要性をあらためて浮き彫りした集会になった。ぜひ来年もとりくみたい」と締めくくりました。


現場の労働者の声を聞いてほしい

最賃引き上げ求め愛知労働局と交渉

 愛労連最賃対策委員やパート労働者などが参加して、4月20日最賃引き上げを要求し愛知労働局との交渉が行われ、賃金課長以下5人が対応しました。

 「時給1000円以上」の要求に対しては「実態からかけ離れている」などとし、格差についても現行制度を擁護。最賃審議会での意見陳述を求めましたが、「連合との話し合いや意見のすりあわせがいるのではないか」などと回答。これに対し、「(最賃の)据え置きがパート労働者の時給を抑制している」「抜本的改善が求められている」「連合との意見のすりあわせではなく、現場の労働者の声を聞いてほしい」などの意見がだされました。


深夜まで残業などすさまじい実態

愛労連女性協春闘要求交流集会で

 愛労連女性協は春闘要求交流集会を4月21日に開催し、8単産から20名が参加しました。

 公務の職場でも残業が恒常化し、妊産婦の異常出産が増えている(裁判所)。女性も夜中の3時や4時にまで仕事をする(社会保険事務所)。子供がいても残業が配慮されず、残った仕事は土日に出勤。また毎日長時間残業で家に帰って寝るだけで物事を考える余裕がないなどの実態も出されました。保育職場ではパート・臨時が急増しおり、保育園では臨時が担任を持つケースもあたりまえ。郵政の職場では、効率が求められ43%が非常勤などすさまじい実態が出されました。


愛知争議団ニュースNO.40
 

第14回裁判勝利をめざす
全国交流集会に参加して

 第14回全国交流集会は4月18日、19日に熱海大月ホテルで開催されました。愛知からはスミケイ団体生命保険の原田さん、ダイコーの千葉さん、日本オリーブの服部さん、愛労連の榑松さん、国民救援会の渡辺さん稲生さん、そしてNTTリストラ裁判から私たち2人が参加しました。

 全国33都道府県から170余名の参加者をもって盛大に開催された。全体集会では現在の国政が戦前のような右傾化になりつつある。自衛隊も大手を振って海外へ派兵される。これは戦争に巻き込まれる極めて危険な状態である。また、労働組合の弱体化もかなり進んでいる。これでは、とても労働者の地位向上や権利獲得は出来ない。権利は闘って得るもの等の話があった。私も、まったく同感であります。

 また、分科会では差別・不当労働行為事件について参加しました。そこで、各種裁判事例を参考にしながらいかに勝利に導くか又、運動はどうあるべか話しあった。例えばビラ作りでは、全部手作りで、ビラ配布では若者も含めて行うとか、内容については一般市民が興味を引く内容にするとか、若者が過労死に対して注目しているならばそれを含めたビラを作成するとか一工夫、二工夫する必要があると言われた。今後の運動について非常に参考になりました。まさに、我々NTT11万人リストラ裁判係争中であり的を得た大会でありました。我々原告はもとより労働組合、各種諸団体とともに協力しあいながら一つとなって闘わなければとても裁判勝利はないと痛感しました。裁判勝利に向けてともに闘いましょう!

(NTTリストラ裁判大阪原告 堀内甚三)

 世界の流れはアメリカの戦争とイラクの占領に反対し、平和を求める方向に動いています。しかし、この平和の流れに反し、アメリカと小泉内閣は日本を米の戦争政策に強引に組みこもうと強い決意で国民に向かってきています。

 公務員の休日政党ビラまき弾圧事件や有事関連法案の強引な立法化、憲法改悪の謀略的な正面突破計画。司法改革の中での財界と民主勢力とのせめぎ合いなど。情勢が戦争勢力の思惑や動きと深く関連していることを来賓挨拶や記念講演などで述べられました。
私たちの争議や職場・地域での闘いもこれらの情勢の打開と深く関わっており、働くルールの確立や自由と民主主義・人権の危機を打開していく大切な活動であると感じました。

 また分科会「大衆的裁判闘争のすすめ方」に参加して、司会者が提起されたことが大変印象深かったので再録します。それは「やむにやまれぬ気持ちが闘う力になり、それで初めて他人が支援してくれる。そうでなければ他人の心を打たない。そして、生の事実をしっかり出し、その総合が道理である。それらをしっかり訴える。」ということでした。

 私たちNTTリストラ裁判での「やむにやまれぬ気持ち」とは何か、再確認していないのではないのか、事実の収集が甘いのではないかと感じました。「50才を過ぎた私たちは故郷から遠く飛ばされ、いつ帰されるあてもなく、仕事から干され、人間扱いされていない。定年まで島流しされた罪人の心境だ。」「こんなこと許せん。」など、原告団での再確認が必要です。

(NTTリストラ裁判愛知原告 紙尾清春)


  PDFバージョン(1264KB)

←INDEXに戻る

安い! 充実、すぐれたサポート体制! 必要なハード構成を自由にカスタマイズ! 愛労連事務局でもパソコンはDELLを導入しています。 ご購入の検討は下記より

デルキャンペーン1_400x100

←TOPに戻る