2003年1月16日告示、2月2日投票の愛知県知事選挙に最適の候補として市民団体から強く推されていた池住義憲氏(58才)が12月7日、正式に出馬を表明しました。池住さんは、東京YMCAおよびアジア保健研修所(AHI)での計30年にわたるNGO活動で、ベトナム・フィリピンなどアジアの発展途上国の子ども・民衆の健康・医療・福祉や教育に関わり、つねに民衆の立場から地域づくり、国づくりを支えてきた、すばらしい経験の持ち主です。NGOの草分け的存在として、その世界では広く知られたクリスチャンで、現在は国際民衆保健協議会(IPHC)日本連絡事務所の代表を務めています。
「今の愛知をこのままにしておけない。要請されたからではなく、自ら愛知を変えるため決意し、私の考えを多くのみなさんに呼びかけることにした。私の考えに賛同して下さる人はこぞってご支援願いたい」と語る池住さんは、出馬にあたって7項目の基本方針を掲げました(別紙参照)。池住さんが掲げた「愛・地球博の中止」や「大型開発事業から県民のくらしと環境を守るために県政の転換をはかり、県民不在・不透明な県政からガラス張りの県民中心・県民参加の県政を推進する」という基本方針は愛労連の方針とも完全に一致するものです。私たち愛労連は池住さんをすばらしい知事候補として歓迎し、その勝利にむけて全力を尽くしたいと考えます。
すべての職場・地域で「くらしといのち・平和を守る」「働くルールの確立」などの要求と政策を出し合い、県政転換の意義を話し合い、「変化は可能」の運動を大きく広げ知事選に勝利しましょう。
<私達の政策・要求>
1.大企業の身勝手なリストラ反対、高校卒業生全員が働ける場をつくろう。
2.地方労働委員会の民主化、公正・公平な県政をめざそう。
3.働くルールの確立、すべての職場から不払い残業を一掃し、過労死をなくそう。
4.防災とくらしに役立つ公共事業を増やし、地域経済を活性化しよう。
5.真の男女平等社会の構築と働く女性の地位の向上を。