愛労連第23回定期大会での総括答弁(骨子)

 29名の代議員から、議案を補強する立場で発言があった。この発言を受けとめて、幹事会・事務局でさらに議論を深める。議事の進め方については、討論が深まり、咬みあうよう今後工夫していきたい。

 JMIUから労働組合を結成しても、会社の組合攻撃がすさまじいという発言があった。職場で安定した労使関係確立のために努力すると同時に、県の労働部や経営者協会にも要請いきたい。組合結成したら賃金が半額になった丸八商運ではなく、第二菱名のようにたたかってよかったといわれるようにしたい。

 建交労から経営者も巻き込んだトラック大運動の前進について貴重な報告があった。一時金ゼロ・賃下げなど厳しい実態の中で、トラック大運動は教訓的だ。産別が業界をどう発展させていくのか、港湾や金融、商業サービスなども同様の課題がある。産別としての統一闘争、統一交渉を強化し、賃金の底上げや社会的ルールの確立をめざすよう追求していく。

 青年問題は様々な発言があったが、援助というより、ともに育ち合う立場で取り組んでいきたい。組織強化検討委員会でも討議していきたい。

 数人から発言のあった賃金問題は深い論議が必要だ。12月の春闘討論集会以前には討論の場を設定したい。

 名古屋市長選挙は県政にも直結する重要課題として受けとめ、革新市政の会の方針を受けてすすめていく。

 組織強化・地域労連強化については、10月15日に会議を持つ。地域の結集を高めることも徹底論議したい。

 結成10年。歴史の大きな曲がり角の中で、21世紀に向け、日本や愛知をどうするか議論が必要と確認された。そうゆう場を今後持つとともに、決めたことはみんなでがんばりやりぬくことを決意して、総括答弁とする。

愛労連 見崎 徳弘 事務局長


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