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名古屋港の軍事利用は許さないと抗議

陸自が米での実弾演習へ機材積み出し

 名港労協(名古屋港港湾関係労働組合協議会)などでつくる「平和と憲法を守る港区連絡会」は8月19日、名古屋港の弥富埠頭6号岸壁で、陸上自衛隊の演習機材積み出しに反対する抗議行動をおこない、約30人が参加。「戦争するための道具を運ぶために商業港を利用するな」と抗議しました。

 チャーターされたのは民間の貨物船で、積み込まれた機材は、9月に米・ワシントン州ヤマキ演習場で実施される自衛隊の実弾演習で使用される対戦車ヘリコプターや車両など約280トン。北海道では北部方面隊の戦車や多連装ロケットなども積み込まれることになっています。

 行動に先立って日本共産党名古屋市議団が名古屋港管理組合に対して行った申し入れで、同管理組合は一般民間船と同じ扱いで、何を積みこむのかは問い合わせる考えはないとし、花火の扱いなどに必要な危険物の荷役の許可申請も出ていないので、危険物は積みこまないと考えているという態度を崩さず、無責任な態度に終始しました。

(NO.102-2004/8/21)


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