革新県政の会(以下、「会」)は12月4日、名古屋市熱田区の労働会館で第3回団体・地域代表者会議を開催し、来年の愛知県知事選挙(1月18日告示、2月4日投票)に愛労連労働相談センター所長のあべ精六さん(66・元愛労連議長)を正式に擁立してたたかうことを決定しました。
「会」は11月9日に開いた第2回団体・地域代表者会議で、阿部精六さんを知事候選補者として確認しつつ、すでに出馬を表明している前犬山市長の石田芳弘氏(61・民主、社民推薦)との共同をさぐるとしていました。4日の代表者会議で「会」の羽根克明事務局長(愛労連議長)は「石田氏側との協議実現に努力し、11月28日には石田氏側との協議を持つことになっていたが、民主党と連合愛知の反発によって協議は事実上不可能になった」と経過を報告。民主党と連合愛知による妨害は「県政の流れを変えたいと願う県民に背を向けるもの」と厳しく批判すると同時に、石田氏についても「県民の声を広く聞くというなら、まわりがなんと言おうとも政治家としてのイニシアチブを発揮して協議の場は設けるべき」とその姿勢を批判しました。
そして、「県政を変えたいと願う広範な県民との共同をすすめ、県民本意の県政実現へ阿部さんとともに全力をつくしてたたかおう」とよびかけ、知事選候補としてあべ精六さんの正式擁立を提案し確認されました。
「会」では「選挙本番体制に突入」すると宣言し、あべさんの勝利に向けて、「みんなの県政(機関紙)」の全戸配布をはじめ、団体・地域での活動強化を進め、12月22日(金)には知事選勝利総決起集会を開くなど、勝利に向けたとりくみを急速に強めることにしています。
(NO.144-2006/12/5)
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