(写真の表示には、しばらく時間がかかります)

不十分な被災者対策浮き彫り

革新県政の会などがシンポ

 革新県政の会と名古屋・革新市政の会は11月4日に、「東海豪雨と市民のくらしを考える」をテーマにしたシンポジウムを開催しました。シンポジウムには、各地の水害被災者が参加し、被害からの立ち直りの困難さ、遅れた治水対策、被災者支援の不十分さなど、体験を踏まえた切実な発言が相次ぎました。

 パネリストの1人で、名古屋市天白区在住の伊藤洋子さんは、背たけを超える浸水の中を逃げ回った体験を語り「着の身着のままで指示された避難所に行ったが、タオルも毛布も何もなく、冷たい床で一睡もできなかった」と発言。いざというときに避難所として機能しない防災対策の不十分さが浮き彫りにされました。

(NO.17-2000/11/9)


←INDEXに戻る
←TOPに戻る