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住軽金に保険金支払い命令

全面勝利までたたかいます

 愛知労問研などで働くもののいのちと健康を守る活動にとりくんでこられた、近藤直太さん(当時49才)が亡くなられて4年半がたちます。

 2月5日、名古屋地方裁判所は、住軽金が従業員全員を被保険者としてかけた団体生命保険の保険金を遺族に支払うよう求めて同社と保険会社9社を相手取って訴えた裁判の判決で、遺族の請求権は認めませんでしたが、保険金6,680万円のうち1,742万円を住軽金は遺族に支払うよう命じました。

 原告の近藤弘子さん(故・直太さんの妻)は一部勝訴に喜びながらも、「企業の保険金受け取りを許すと、従業員の死が企業の痛みにならない」と遺影に向かい、今後も問題にとりくみ続ける決意を新たにしています。

(NO.30-2001/2/6)


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