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地域経済への影響も深刻

三菱リストラシンポに130人

 名古屋市港区にある三菱自動車大江工場の閉鎖問題で、愛労連も参加する実行委員会が、6月17日、名古屋市中区の市教育館で「三菱のリストラ計画と大江工場閉鎖を考えるシンポジウム」を開催し、130人が集まりました。

 大江工場で、働いてきた安井軍司さん(58)は、「主力工場のひとつで、歴史と伝統のある大江には優れた熟練工も多く、ほとんどの人がこのまま働きたいと言っている。それだけに火を消してはならない」と訴えました。

 大木一訓日本福祉大学教授は、「コストの削減だけで良質な車の製造拠点を失っては、企業の創造的再建はできない」と三菱の姿勢を批判しました。

(NO.38-2001/6/30)


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