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許せないNTTの脱法大リストラ

名古屋では５人が提訴

　「５０才で退職し子会社へ、断ったら遠隔地への転勤、異職種への配転」、「こんな会社の横暴勝手は許せない」と全国で２２人のNTT労働者が９月２５日、全国の５つの地裁で配転の無効と損害賠償を求めていっせいに提訴しました。

　訴えたのはNTT労働者でつくる通信産業労働組合の組合員で、名古屋では５人が提訴。NTT東日本、西日本の両社は５月に電話の保守・管理・営業にかかる業務をアウトソーシング化し、５０歳以上の労働者を退職させて子会社に再就職させ、３割の賃下げを強いる１１万人大リストラを強行しました。提訴したのはいずれも退職を拒否し、遠隔地・異業種へ配転されたメンバーです。記者会見でメンバーは「家族とともに生活したい」「つちかった技術や経験を発揮して仕事をしたほうが会社にも貢献できる」と訴えていました。

(NO.67-2002/9/26)