|
NO.4 (2000.4.13) 発行:愛知国民春闘共闘委員会 発行責任者:見崎徳弘 |
|
<2000年賃金闘争> | ||||
4月11日現在 106組合(41.9%)が回答引き出し |
||||
平均=5,276円(2.04%)、1万円以上=11組合 |
||||
|
愛知春闘共闘は4月13日(木)夜、役員会を開き、それぞれの交渉・回答状況について交流しましたが、別表のように回答引き出しはまだ4割です。JMIU、新聞・民放・出版労連、医労連などは比較的回答が出ていますが、全国一般、建交労、全港湾、広告労協などはほとんどがこれからで、生協労連など、出ている回答がほとんど「ベアゼロ」(名大生協を除く)というのも今春闘の特徴です。
役員会はこの状況を受けて、「あきらめたら負け」「粘って粘って粘り抜いて回答引き出し・上積みをめざそう」と意思統一しました。中央のニュースを見ると、全国では「過去の賃下げ回復分を含め48,000円の賃上げを要求していた建交労関西・大阪補機製作所分会が、3月末、45,000円アップの第2次回答を勝ち取って決着」の情報もあり、仲間の間で評判になっています。ここ愛知でも、「全国一般・安城学園関連労組は、組合結成で新たな状況のもと雇用確保と2万円の賃上げ獲得」「建交労・共同興産が7,000円の賃上げ+残業手当基礎単価プラス200円で妥結」など、組合結成の成果が見える仲間の報告が入ってきています。「4.18第2次全国統一行動」をはさんで、4月決着をめざして引きつづき奮闘しましょう。 |
|||
|
||||
大企業やアメリカのいいなり働くルールを壊す「規制緩和」反対! 「基準賃金、登録制・交代制」で職場と雇用を守れ! |
||||
名港労協48時間スト(4/20〜21日)に |
||||
激励集中を! |
||||
港湾の規制緩和を進める「港湾関係2法(港湾運送事業法、港湾労働法)」が国会審議を終えようとしているなか、「ユーザー言いなりの規制緩和では、港湾の運送秩序と働くルールが守れない」として中央団交を進めていた全国港湾は、4月6日の交渉決裂を受けて、「全国の全港・全職場でストライキ体制を」と全国に指示しました。 これを受けて名古屋でも全港湾など名港労協の仲間が、4月20日始業時から22日始業時までの48時間、「港湾ゼネスト」を計画しています。「ダンピング競争→労働条件切り下げ→安全軽視→協定不履行」の悪循環では、安全で秩序ある港湾運営は望めず、雇用や労働条件も悪くなる一方です。「ゆきすぎた規制緩和反対、基準賃金の制定、港湾労働者の登録制・交代制の導入、大幅賃上げ」の要求を掲げてのゼネストです。 全港湾・田中書記長は、「4月20日朝8時〜のストライキ突入集会(金城埠頭81番岸壁)に激励に来て欲しい」と訴えています。港の機能をすべて止めるゼネストへ、仲間の連帯・激励を集中するため、組合旗をもって駆けつけるよう、事務局からも訴えます。
|
||||
|
||||
小渕首相が倒れ、密室協議で森・自公保政権が発足 「6月解散・総選挙」が急浮上! 投票は6/18か25? |
||||
悪政への怒り、選挙ではらそう! |
||||
4月に入って小渕首相が突如倒れ、密室の協議で森喜朗・自公保内閣が生まれましたが、この政権に何の期待も出来ないことははっきりしています。
史上最低の低額春闘、リストラの嵐、年金・介護・社会保障の相次ぐ改悪、財政危機と補助金カット、万博・空港推進、そして戦争法と有事立法、改憲まで視野に入れた憲法調査会・・・など、いま私たちを取り巻く情勢は、どれをとっても「もう政治を変えるしかない」情勢です。マスコミは「6月解散・総選挙」を予測、投票日は6月18日か25日と報じていますが、悪政への恨みを晴らし、雇用とくらし、平和を守るために、どんな選挙にするのか、職場でも大いに話し合い、政治革新へのうねりをつくりたいものです。頑張りましょう。 |
||||
|
||||
組合別回答・妥結一覧表NO.4(2000.4.13) | ||||
|
←INDEXに戻る |
←愛労連TOPに戻る |