■このホームページは、2003年5月1日から8日にかけて、愛知県名古屋市中区のセントラルパーク市民・情報ギャラリーで開催した森住卓写真展「イラク・湾岸戦争の子どもたち」及び、2003年5月2日に同区の名古屋YWCAビッグスペースにて同時開催した森住卓講演会「イラク・湾岸戦争の子どもたち〜今また劣化ウラン弾が」のとりくみを報告するページです。

 写真展には、8日間の間に13,000人以上、講演会には230名の方達に足を運んでいただき、戦争のむごさと愚かさと同時に、米英の一方的なイラク攻撃が何だったのか、劣化ウラン弾による深刻な被害について知り、考えていただける機会になったと思います。

 このとりくみを前後して寄せられた賛同カンパは、800名以上の方から約170万円が寄せられました。写真展・講演会にかかった経費を除いた80万円余をイラクへの医療支援にとりくむNGO「セイブ・イラクチルドレン・名古屋」を通じて役立たせていていただきました。

 あらためて成功のためにご尽力いただいたみなさんにお礼を申し上げます。

 

2003年6月

住卓写真展「イラク・湾岸戦争の子どもたち」を成功させる会

代表よびかけ人一同

■代表よびかけ人

明石 共世(愛知県学生自治会連合執行委員長)

浅見 裕子(主婦)

岩中美保子(革新・愛知の会)

小野万里子(セイブ・イラクチルドレン・名古屋代表)

加藤  実(愛知のうたごえ協議会事務局長)

川村ミチル(俳優・劇団うりんこ)

桐村  朋(名古屋市職員労働組合青年部)

酒井 康雄(ギタリスト・日本音楽家ユニオン中部地本代表)

佐久間広一郎(演出家)

高森 裕司(弁護士)

竹内  創(愛知労働学校講師)

竹原 直希(愛知県高等学校教職員組合青年部)

田中 道代(愛労連婦人協議会)

棚橋 千里(医師)

戸田 徳重(写真家)

中江  求(写真家)

見崎 徳弘(愛知県労働組合総連合議長)

三冨和歌子(保育者)

嶺村 君代(保育士)

武藤 陽子(演劇人・劇団名芸)

本  秀紀(愛知憲法会議事務局次長・名古屋大学助教授)

八木佳素実(命どぅ宝の会)

安富 翔子(4.20ワシントン行進参加者)


 

■写真展や講演会で寄せられた感想

ご協力頂いた方:283名
 女性:163名 男性:106名 無記入: 14名
      0歳代:13名(5歳〜)
     10歳代:25名
     20歳代:43名
     30歳代:35名
     40歳台:42名
     50歳台:54名
     60歳台:39名
     70歳代:10名
     80歳代: 2名(〜88歳)
      無記入:20名


 

■写真展・講演会開催のよびかけ

 かつてない反戦の波が世界中で沸きあがるなか、アメリカとイギリスの連合軍はイラク攻撃を開始し、人々の命が奪われています。

 1991年の湾岸戦争で米英軍はイラクに対して300t以上の劣化ウラン弾を使用しました。その後イラクでは子どもたちに白血病やガン、奇形などが多発し今も苦しめられ命が奪われ続けています。そして今また劣化ウラン弾が米英連合軍によって使用され放射能がまき散らされています。フォトジャーナリストの森住卓さんは、湾岸戦争の傷跡に苦しむイラクを取材し続けてきました。そして今回のイラク攻撃でも、アメリカの無法を許さずブッシュ大統領の戦争犯罪を記録するために戦火の中を取材し続けています。

 カメラに納められたイラクの人々の現状、子どもたちの声なき叫びはまぎれもない現実です。罪もない子どたちの命を奪う戦争に正義も大義もありません。ぜひ多くのみなさんに写真展と講演会に足を運んでいただきたいと願います。

 

森住卓写真展「イラク・湾岸戦争の子どもたち」を成功させる会

代表よびかけ人一同


■写真展&講演会チラシ

PDFファイル(606KB)

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■連絡先

 

森住卓写真展「イラク・湾岸戦争の子どもたち」を成功させる会(愛労連気付)

〒456-0006 名古屋市熱田区沢下町9-7

TEL052ー871ー5433 FAX052ー871ー5618

E-mail children@airoren.gr.jp

担当:竹内創・田中道代

 


■森住卓(もりずみたかし)プロフィール

■1951年生まれ フォトジャーナリスト

米軍基地や環境問題をテーマに取材活動を開始。

1983年より三宅島米軍基地問題の共著「ドキュメント三宅島」(大月出版)で日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。

1994年より世界の核実験場の被曝者を取材開始する。

1994年「旧ソ連セミパラチンスク核実験場の村─被曝者のさけび」を自費出版、売り上げを被曝者の薬代に充てている。セミパラチンスクの写真で96年視点展「視点賞」。

1999年「セミパラチンスク─草原の民・核汚染の50年」(高文社)出版。週刊現代「ドキュメント写真大賞」、第5回平和協同ジャーナリスト基金奨励賞をそれぞれ受賞。

1999年、個展「被曝者のさけび─旧ソ連セミパラチンスク核実験場の村」(東京・銀座ニコンサロン)を開催。写真パネルを各地の公民館や平和の催しに貸し出している。同時に核実験被害の実情を講演。

2000年「民族の嘆き─コソボ1999」で写真公募展「視点」奨励賞受賞。「セミパラチンスク─草原の民・核汚染の50年」(高文社)が日本ジャーナリスト会議特別賞。

2002年「イラク・湾岸戦争の子どもたち劣化ウラン弾は何をもたらしたか」(高文社)出版。同写真展が日本、アメリカ国内で巡回中。

2002年、英語版「Children of the GulfWar」(劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエーション)

2003年「戦時下の生活と恐怖、イラクからの報告」(小学館文庫)を江川紹子氏と共著にて出版。いまも戦火のイラクを取材中。


■関係リンク

 

■森住 卓 公式サイト

森住卓氏の公式サイトでこれまでの取材報告、最新のイラクの状況についても写真と文章で紹介されています。

http://www.morizumi-pj.com/

 

■森住 卓 写真展 公式サイト

http://www2.cc22.ne.jp/~yfukuma/iraq.htm

 

■劣化ウラン研究会

劣化ウラン兵器の解説、使用地域、報道資料等
http://www.jca.ax.apc.org/DUCJ/

▼ここに森住氏の【イラク報告】が掲載されています。

http://www.jca.ax.apc.org/DUCJ/Iraq.html

 

■セイブ・イラクチルドレン・名古屋

劣化ウラン弾の被害に苦しむイラクの子どもたちを救うために活動するNGOです。

http://www.h2.dion.ne.jp/~child-i/